ダン：　今日はピーター・マッカラー博士にお越しいただきました。

18.12.2021 | www.kla.tv/20999

ダン: さて、あと残り10分となりました。質問したいことがたくさんあるのですが、最後に10個の質問をしますので、イエス、ノー、パスのいずれかで答えて下さい。コメントがあれば、付け加えていただいても構いません。よろしいでしょうか？ マカロー博士：いいですよ。 ダン：　1つ目。博士の心臓病学の同僚や医療関係者は、少なくとも内心では新型コロナが若年層にはおおむね無害であることを認めていますか？ マカラー博士：　いいえ。 ダン:　 彼らは認めていない？ マカラー博士：　認めていません。子供たちが大人にとって脅威であるという誤った物語をいまだに信じています。子供たちにワクチンを接種することは、事実上、子供たちを人間の盾にするようなものです。社会のどこでもこれが行われています。例えば世界保健機関（WHO）は最近、学校に行く子供たちはワクチン接種に同意したことになると言っています。親の同意なしに、子供たちの意思に反してワクチンを接種することになるのではないかと、私は大いに心配しています。 ダン：そうすると2つ目の質問に対するあなたの答えも予想できます。その同僚たちは、トップアスリートがワクチン接種後に重い病気になったり、死亡したりするケースが多いことを憂慮しているのでしょうか？ マカラー博士：いいえ、医師たちはワクチン接種後の死亡を気にしていません。医師たちがそのような話をしているのを聞いたことがありません。しかし実際には、ワクチンで大きな心臓障害のリスクを抱え込む人たちがいます。医師や雇用者などが、ワクチンを打つように言っているのを目にします。今起きていることは異常です。人々は「死にたくない」のでワクチンを接種したがらないのです。そして誰もワクチンによる死から人を守ろうとはしません。彼らは「どのみちワクチン接種を避けることはできない。ワクチンを接種して死ぬチャンスをつかめ」と言っているようなものです。そこに緊張と対立が生まれています。 ダン：ワクチンのことを調べて懸念を抱いている人々が素人である他の人々に対してそれを語っても、彼らは耳を傾けようとしません。博士はプロの医師ですが、博士が同僚のところに行って、統計データを示し、例えばドイツで行われた調査でサッカーのピッチで多くの選手が死んでいるという話をしても、彼らは「スポーツ界ではいつも起きていることだよ」と言うだけかもしれませんね。しかしSteve Kirsh氏が指摘したように、今年は通常の61倍です。プロの医師も素人である普通の人々と同じように、完全に無視してしまうのですか？ マカラー博士：　ええ、基本的には故意の不正行為というやつです。また忘れてならないのは、医師たちは2年間にわたって、全ての医師宛のメール、情報提供メール、医療機関向けメール等を通じて、ワクチンは基本的に安全で効果的であり、医師はワクチンを勧めるように言われているのです。ワクチンを推進するために、病院やオフィス、診療所に連邦政府の支払い制度があることをご存知でしょうか？ワクチン接種後に多くの人が死亡していようと、ともかくワクチンを推進するという暗黙の期待が、こうした支払いに込められているのです。CDCがVAERSで認定した死亡者数は18,000人を超えており、その約半数が国内での死亡です。これは異常な数です。報告漏れを考慮すると、4万5千人が死んだとして、CMS（メディケア・メディケイド・サービスセンター）が内部告発者とともに米政府を訴えています。生物学的製剤による大量死の訴訟は、これまでに見たことがありません。米国人は何かが間違っていることに気付いています。米国人は、ワクチンの安全性と有効性について、公正で独立した評価を下すことができる医師を求めています。私はそのような立場にはいません。私は毎日、臨床的にワクチン適用外とされるハイリスクの患者を診ています。彼らにとってワクチンは医学的に不必要であり、安全ではありません。そして事実、その患者にワクチンは禁忌とされています。この点でFDAの警告は尊重に値します。FDAは心筋炎リスクのある人にファイザーとモデナを使用するなと言っています。FDAは中心静脈や海綿静脈の血栓症やギランバレー症候群のリスクがある人にJ＆Jワクチンを使用しないようにと言っています。これらのリスクは非常に重要です。健康な人がこれらの致命的な合併症を避けたいと思うなら、FDAの勧告に従い、ワクチンを受けないでしょう。 ダン： PCR検査にあたる人を除き、医療関係者の多くは、Ct値の設定に2段階のシステムがあることを知っているでしょうか？これは2ヶ月ほど前に変更されたもので、ワクチン接種済みの人はCt値を下げ、ワクチン未接種者人はCt値を上げることで、双方の数値を歪めることができるようになったのです。博士はこのことについてお詳しいですか？ マカラー博士：　CDCにデータを提供している地域保健局はワクチンのブレイクスルー症例の情報源となっています。CDCは、米国内の全てのブレイクスルー症例を把握しているわけではなく、一部の地域保健局から報告されたものだけを把握しています。CDCではCt値が28以下であればブレイクスルー症例の陽性と見なし、28以上であれば偽陽性と見なす傾向があります。Ct値を45に設定した検査さえあります。どの検査でもCt値の上限が定められますが、CDCがブレイクスルー症例を報告する場合は正しい深刻なブレイクスルー症例であり、米国はこれに注意を払うべきです。2021年10月19日、CDCは41,000人以上の患者が入院または死亡したと発表しました。悲しいことに、大多数は65歳以上の方で、死亡または入院しています。つまり、ワクチンは多くの人で失敗し、死亡や入院という深刻な結果をもたらしていると言えるでしょう。英国では、ワクチンは完全に破綻しています。最近発表された46の公共機関のレポートによると、入院患者の72％は完全にワクチンを接種した人であり、死亡した患者の82％は完全にワクチンを接種した人です。イスラエルはもっとひどいです。イスラエルの保健省によれば、入院または死亡した人の90％以上がワクチンを２回又は追加接種した人たちです。先行する国々を見てみると、ワクチンは完全に破綻しています。その理由は、ワクチンが十分に長持ちしないことと、デルタ株に十分対応していないことです。 ダン：　シンガポール、アイスランドを見ても、ワクチン接種率が高く、新型コロナの感染率も高いです。今起きているのは、ワクチン接種を受けた人がウイルスを排出しているということでしょうか？- マカラー博士: そうですね。ワクチン接種済みの人たちがパンデミックを助長しているかどうかの問題ですね。いくつかの国ではほぼ全員がワクチンを接種していますが、誰が新型コロナに感染しているでしょうか？ワクチン接種済みの人たちが広めているに違いありません。1つはウィスコンシン州公衆衛生局のReina Mariana氏、もう1つはカリフォルニア大学デービス校のAcharian氏と同僚の研究を見てみましょう。これらの論文によると、検査に来た人の鼻の中のウイルス量は非常に高く、ワクチンを接種した人もしていない人も同じであることが判明しています。Ct値が22から24程度でウイルスが検出されており、非常に高いウイルス量です。ワクチン接種が開始される前の時期における数値と比較すると、約251倍から1000倍も高いのです。つまり、明らかにワクチン接種者がデルタ株に感染しているのです。症状が出ると、他の人にも感染を広げています。Farenholdr氏の報告書にもありましたが、CDC長官がテレビで、ワクチンを接種した人がデルタ株に感染し、他の人に感染させていると話していました。つまり、完全にワクチンを接種した人の間で流行が起きているのです。デューク大学での感染拡大は大きく報道されましたが、感染した300人以上の学生はワクチンを接種済みでした。2回目の接種を完了していなかったのは10人以下で、あとは全て２回接種を完了した人たちです。デルタ株は次から次へと広がりました。イギリス海軍の艦艇でも同じことがありました。民主党の議員がテキサスからワシントンへのフライトで感染しました。マサチューセッツ州バーンズタブル郡の感染拡大については、CDCとMMWRが発表しました。 明白です。集会で新型コロナに感染した人の3分の2は完全にワクチンを接種した人でした。米国もや世界もこのデータを見るべきだと思います。完全にワクチンを接種していても新型コロナの感染を防ぐことはできません。 ダン： つまりこれはワクチン非接種者のパンデミックだという主張とは逆に、ワクチン接種者のパンデミックだと言えるのではないでしょうか？ マカラー博士: そうですね、ワクチン非接種者に対する危機とも言えますね。ところでこの2つの数字の背景にあるのは、自然免疫の存在です。自然免疫を持つ人が増えてくると、ワクチンを打っていても打っていなくても、二度と発症しなくなるのです。最近イスラエルからの報告で、追加接種が有効であるという主張がなされています。しかし精査して見ると、その論文は既に自然に免疫を持っている人を考慮していませんでした。追加接種をどんどん進めていけば、たしかに状況は好転するでしょう。全員に追加接種すれば、かなり良い結果が得られるでしょう。つまり、現時点では、ワクチンは十分な効果がなく、パンデミック対応に用いるには明らかに安全ではないということです。世界保健機関（WHO）の主要なコンサルティンググループである英国のアドミン・スペース・コンサルティンググループのように、多くの人は数ヶ月前に接種プログラムを中止し、安全性の評価を行うべきだったと考えています。何が悪かったのかを明らかにしましょう。米国では接種プログラムを簡単に中止することができます。米国ではNovavax社の第二世代の素晴らしいワクチンがあります。これは精製されたタンパク質のワクチンで、オペレーション・ワープスピードのリソースを全て使って、ワクチン接種が必要と思われる高齢者施設で働く人々に提供することができます。全員を対象にした大規模なワクチン接種には何の価値もなさそうです。もし新型コロナでワクチンを再導入するとしても、それは限定的なもの、 おそらく老人ホームの人々に限られるでしょう。 ダン: 素晴らしい。さて、もうすぐ1時間が過ぎようとしています。最後にもう1つ質問があります。視聴者の方から、ワクチン接種後に解毒治療を行うことは可能なのか、という質問がありましたが、ワクチン接種によるダメージを受けた後に解毒治療を行うことは可能なのでしょうか？ マッカラー博士：不可能だと思います。ワクチンを求め、その解毒を求めるのは矛盾した行為です。社会的接触を得るためにワクチンを接種し、その後ワクチンを解毒したり、ワクチンのリスクを軽減することが可能でしょうか？無理だと思います。誰がmRNAやアドノウィルスのDNAを接種するかは予測がつかないからです。誰が活発なスパイクたんぱく質反応を起こすのか、スパイクたんぱく質反応がどのくらいの期間続くのか、分かりません。インターネット上で公開されているアプローチもありますが、査読付きの論文には掲載されておらず、ランダム化試験の対象にもなっていません。というのも、現在、ランダム化試験を行うためには、リスクの層別化を行い、合併症のリスクが高い集団を対象にしなければならないからです。現在、データを占有しているのは連邦政府機関です。誰が合併症のリスクを抱えているのかを彼らに聞かなければならないのですが、彼らはそれを公開するつもりはないでしょう。安全性についての記者会見は行われておらず、安全性についての報告書もありません。個人で様々なデータを見ようとしても、難しすぎます。連邦政府はワクチン接種後に誰が死んだか、誰が病気になったか、どうすればそれを防げるのかを米国人に伝えなければなりません。政府だけがすべてのデータを保有しています。FDAとCDCがすべてのデータを持っています。 ダン：マカロー博士、ありがとうございました。1時間足らずの間に驚くべき量の情報を提供していただきました。またいつかお話しをお伺いできればと思います。

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情報源/リンク Interview with Prof. Dr. Peter McCollough